2020年10月17日土曜日

意外にも他人の噂は当てにならない、良い人と言われていても・・・自分で見るしかない。 恋愛の悩み

   

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勝つために、実に卑劣な手段を用いる。
そうして、俗世に於(おい)て、「あれはいいひとだ、潔癖な立派なひとである」などと言われることに成功している。
殆(ほと)んど、悪人である。
太宰治『如是我聞』 
  
人は、もし、ほんとうに自身を虚(むな)しくして、近親の誰かつまらぬひとりでもよい、そこに暮しの上での責任を負わされ生きなければならぬ宿業に置かれて在るとしたならば、ひとは、みじんも余裕など持てる筈がないではないか。
太宰治『春の盗賊』 
  
自分を駄目だと思い得る人は、それだけでも既に尊敬するに足る人物である。
太宰治『十五年間』 
  
曲者(くせもの)というものは、たいてい浅墓(あさはか)で興覚めな、けち臭い打算ばっかりやっている哀れな、賤(いや)しい存在だが、それを見破ったからとて、こちらでただ軽蔑(けいべつ)して、のほほん顔でいたならば、ひどい目に遭う。
うっかりしていると、してやられる。黙殺したい、いや、蔑棄したい程、いやな存在だが、油断がならん。
太宰治『新ハムレット』
  
人間というものは、みじめな、可哀そうなものですね。
成功したの失敗したの、利巧だの、馬鹿だの、勝ったの負けたのと眼の色を変えて力(りき)んで、朝から晩まで汗水流して走り廻って、そうしてだんだんとしをとる、それだけの事をする為(ため)に私たちは此(こ)の世の中に生れて来たのかしら。
虫と同じ事ですね。ばかばかしい。
太宰治『新ハムレット』 





2020年10月5日月曜日

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世界じゅうの知力を集めても、一つの物体を動かすことはできない。
しかしまた世界じゅうの体力を集めても、動かせないような物体もある。
ポール・ヴァレリー 
  
凶暴な人たち。文学の分野で暴力を振るう人は、全て喜劇的なジャンルに近づいてゆく。
悪口を言うのは、叙情表現のなかで一番安易で最も伝統的なものだ。
ポール・ヴァレリー 
  
富は、人生の機械を円滑にする油だ。
ポール・ヴァレリー 
  
人生は謙譲という永い教訓である。
ポール・ヴァレリー『警句』 
  
笑いとは顔の非常に下品な痙攣である。
ポール・ヴァレリー 
  
私の内部の言葉はふいに私を襲い、私はそれを予見できない。
それが語るとき、私は自分をその話し手とは呼びえず、私はその聴き手になってしまう。
自我とは内部の言葉の最初の聴き手なのだ。
ポール・ヴァレリー